Leave 伝え残したいこと

ここでは私が伝え残したいと思うことを取り上げ、紹介していきたいと考えています。 ここで取り上げたいと思っているのは人物だけではなく、町や風景やその他何でも私が自分の言葉に換えて伝えることのできることを書いて行きたいと思います。 まだ試験的に掲載を開始した段階で、今後体裁なども徐々に整えて行きたいと考えていますが、先ずは私が自分のプロフィールに師事と書いた二人の人物から始めたいと思います。



建築家・鬼頭梓

鬼頭梓氏は誠実な建築家であると思います。
現在の私は同氏の事務所に就職した時の同氏の年齢を超えました。 私は自分の生き方、建築に取り組む姿勢、そしてその建築の質においては、お叱りを覚悟で言わせていただくなら、わたり合えそうに思っているのですが、それ以外は到底及びもつきません。 その及びもつかないもののひとつに文章があります。 その文章は深く真実があり、私はその言葉を伝えたいと思っています。



画家・大東和人

大東和人氏は大学で幼児教育を教えられていましたが、私は高校時代にデッサンを教わった関係から画家としての側面を通して同氏を見てきました。 余りにも身近過ぎて当たり前のようにお会いし、お酒を酌み交わすこともできましたが、突然亡くなられてアトリエの整理を仲間たちとする中で、画家としての苦悩や苦闘の跡を垣間見、私たちの中だけに留め置くのではなく紹介したいと思いました。 現時点では数点の絵画を掲げているだけですが、少しづつ人となりや文章なども掲載して行きたいと思っています。


師事という言葉はよく音楽家のプロフィールなどで使われますが、私は自分のプロフィールの中でこの言葉使いました。音楽家は師事して教えを請う訳で、私の場合はその本来の意味からは違うかも知れませんが、プロフィールを書くにあたりそれまでの自分を振り返った時に、この言葉が最も相応しいと思い使うことを決めました。

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建築家・鬼頭 梓

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画家・大東和人